工学部 都市建設工学科(都市デザイン工学科)4年
岡山県立 笠岡工業高等学校 出身
※記事は2009年インタビュー時のものです。
コンクリートの研究に夢中になる。昔ながらの下宿生活を楽しむ。
広島工大を選んで本当に良かった。
工業高校時代は土木科に所属。「土木」といえば、テレビのニュースなどでは良いイメージで語られることが少ないようですが、ダムや橋、道路、下水処理施設をはじめとした数々の構造物を造り出すこの分野は、社会を支える屋台骨ともいえる大切な学問。そんなスケールの大きな土木分野の知識と技術をしっかり学べるうえに、奨学金や特待生の制度も充実していたので、迷わず選びました。
実験する機会が豊富にあるため、座学とともに体系的に学べて実践的な技術が身に付く点です。今でもよく覚えてるのが、入学間もない時期に経験した物理の実験。それは光の屈折や、針金などの物質の伸びを測定する実験だったのですが、収集した実験データを客観的に分析したうえで正確に評価し、レポートにまとめる難しさを実感しました。高校時代のレポートといえば、ほとんど感想文のようなもの。「これが大学の勉強なんだ」と本格的な研究の入り口に立った気がしました。
ずばり、コンクリートの研究。社会を支える橋や道路、ダムの土台となるコンクリートは、最も重要な材料の一つ。新幹線の高架や橋脚など高度成長の時代の建設物に使われたコンクリートの劣化が問題になっている中で、「優れた強度を持つコンクリートを自分で造れないか」と、ひそかに考えているんです。コンクリートはまだまだ進化する可能性が大きい素材です。例えばもし、強度が高いのに、圧倒的に軽量なコンクリートが開発されれば、長大橋や高層建築物に使われるようになるし、引っ張り力に対する耐久力をもっともっと高めれば、内部に鉄筋を入れなくても済むようになるかもしれない。まだ世の中にないような、まったく新しいコンクリートの開発が夢ですね。
歴史がある賄い付きの下宿で生活しています。部屋は21室もあり、ほとんどが工大生だから、毎日がめちゃめちゃ楽しい。傷だらけの柱、煤けた壁、4.5畳の部屋と、昭和の匂いがめいっぱい立ち込める中で、朝晩のご飯は最低でも大盛り2杯は食べるなど、大学生活を満腹? いや満喫しています。またウエイトリフティング部に所属する関係で、体育会の活動にも参加していて、地域の人々を招いて運動会を開催するといったイベント運営にも取り組んでいます。
将来的には、技術資格の最高峰といえる「技術士」の資格取得を目指すつもりです。その受験資格を得るために必要な、技術士一次試験である「技術士補」に卒業するまでに合格してみせます。広島工大には技術士補の試験突破を目指す特別講座があるので、まずはしっかり勉強し、実力をつけようと考えています。スーパーゼネコンに入社し、国内はもちろん、海外でも活躍できる技術者になりたいですね。
一生の親友に出会える。先生方が親身になって教えてくれる。将来の夢が見つかる。広島工大は、自分の可能性を大きく広げていける「人生のインフラ」だと思います。