山岡 量真さん

情報学部 知的情報システム学科 4年
広島県立 吉田高等学校 出身

※記事は2009年インタビュー時のものです。

仲間とともに学生プロジェクトに参加したり、留学生のボランティア活動に取り組んだり。
視野を広げられるチャンスがいっぱいです。

この学科を選んだ理由を教えてください。

パソコンが好きで、高校生のころからよく利用していたのですが、ある時ふとこう思ったんです。「文字を入力したり、画像を取り込んだり、ふだん当たり前のようにパソコンを使っているけど、ソフトは一体、どんな原理で動いているんだろう?」と。パソコンのソフトを作動させる仕組みが知りたいと考えるようになって、広島工大の知的情報システム学科への進学を希望しました。

これまで、どんな分野の勉強に力を入れてきましたか。

コンピュータを作動させるのはプログラムの力。自分の力でプログラムを組んでみたいと思い、プログラミングの勉強を特に重視しています。先生が基礎から、わかりやすく丁寧に指導してくださるのがありがたいですね。入学当初は文字を画面に表示させるための簡単なプログラミングに始まり、C言語やJavaなどのプログラミング言語を覚えながら、2年生の現在はかなり複雑なプログラミングにもチャレンジするようになりました。でも、この世界はあまりにも奥が深い。身につけなければいけない知識や技術がまだまだいっぱいあります。

サークル活動などに取り組んでいますか。

サークルには所属していませんが、情報学部の学生団体「零壱(ゼロイチ)会」に参加しています。大学祭で焼きそばの屋台を切り盛りしたり、4年生の卒業パーティを主催するなど、さまざまな活動を行っています。そして、この零壱会のメンバー10人が中心となって昨年、一生懸命取り組んだのが、学生自主企画プログラム「HITチャレンジ」への応募です。「HITチャレンジ」は、地域貢献や交流などをテーマに、大学が学生からプロジェクトを募集。採用されたプロジェクトには上限50万円の資金が提供され、実践をサポートしてくれます。僕たちのチームは、子どもたちに、ものづくりの楽しさを体験しながら防災意識を高めてもらいたいと、小学生を対象としたレスキューロボットのコンテストを企画。みんなで苦労しながら趣意書をまとめた甲斐もあって、見事に採用されました!

「レスキューロボットのコンテスト」について、もっと詳しく教えてください。

昨年の夏に、10組の親子を広島工大に招いて実施しました。まず、1.5m四方のフィールドに、紙や木を使ってビルや道路をかたどるなど、広島市街に見立てたミニチュアをつくります。そして、旧市民球場の辺りに災害が発生し、けが人が出たという設定で、球場のミニチュア近くに人形を設置。コンテストは、フィールド内のスタート地点からリモコンのロボットカーを操作し、人形を救出して帰るまでのタイムを競うわけです。大会当日は、午前中に参加した親子にロボットカーのキットを組み立てもらい、競技そのものは午後から実施。子どもたちはいい記録が出るとガッツポーズを決めるなど、レースに夢中。「ロボットカーを自分で組み立てるのが楽しかった」など、大いに喜んでいました。最近では小学生の理系離れが問題視されていますが、子どもたちにとって、このプロジェクトが工学に興味を持つきっかけになればいいなと思いました。

卒業するまでにやり遂げたい目標はありますか。

勉強面では、まずプログラミングの実力をつけること。具体的な進路はまだ決めかねていますが、オリジナルのソフトを開発できるような実力を身につけることができたら、最高です。キャンパスライフにおいては、先生や友人に限らず、できるだけ多くの方々と出会い、自分の視野を広げていきたい。そんな思いから、学内で中国から来た留学生をサポートするボランティアにも参加。彼らとの交流を通じて、中国の生活や文化についての知識を深めているところです。中国語も勉強しようかなって、今、考えています。

最後に、高校生へのメッセージをお願いします。

広いキャンパスで、毎日をのびのび過ごせるのも広島工大の魅力。自由な時間が多いだけに、それを有意義に使えるかどうかは自主性の問題。好奇心やチャレンジ精神が何より大切だと思います。