講座内容

2012(平成24)年度 公開講座の受付は終了いたしました。
多数のお申し込みありがとうございました。

公開講座へのお誘い

広島工業大学では、「くらしに生きる機械技術-安全・安心な社会を支える機械工学-」をテーマに公開講座を開催します。公開講座は、高校生を含む一般市民の皆さんに広く開放された講義シリーズです。

講師は本学教員が、テーマに関する最先端の様子や考え方、あるいは問題点を日頃の研究成果をもとにわかりやすく解説いたします。

昨今の機械は、情報機能などの付加と共に、安全で安心なものづくりが強く求められています。機械工学はくらしの中に生きる機械を、より安全性を高めるための開発・設計に欠かせない重要なテクノロジーであると共に、環境やエネルギー問題に対して、大きく貢献することが期待されています。一方では、エレクトロニクスやコンピュータ技術が急速に発達し、これらの技術が機械システムの中に取り入れられています。それにより数値制御や自律制御された工作機械や自動車、航空宇宙機器、エネルギー関連機器、産業用および福祉・医療関係のロボットなど、高度な機械・機器が創製されています。これらは、いずれも機械工学を基礎とし、電子・情報工学などが機能的に融合したメカトロニクス技術の発展に支えられ、私達の安全で安心なくらしの中に生きています。

そこで、今回の公開講座では、「輸送機械」、「環境・エネルギー」、「福祉・医療」をテーマに私達のくらしの中に生きる機械工学の安全・安心について解説し、皆様といっしょに考えていきます。

なお、この公開講座は、広島県教育委員会、広島市教育委員会、財団法人広島市未来都市創造財団の後援を得て開催されます。また、教育ネットワーク中国主催の「高大連携講座」の一環としても開催されるものです。多数の方々の参加をお願い申しあげます。

広島工業大学
学長 鶴 衛

2012年度 広島工業大学公開講座プログラム

総合テーマ

「くらしに生きる機械技術-安全・安心な社会を支える機械工学-」
場所 広島市まちづくり市民交流プラザ

講座1:自動車の安全技術

開催日時

2012年5月26日(土) 13:30~15:00

担当教員 工学部 知能機械工学科 
教授 内田 和博(うちだ かずひろ)
開催内容
  1. 交通事故について
  2. 自動車に織り込まれている安全技術
  3. これからの安全対応技術

環境問題やエネルギー資源問題から、自動車は大きな変化点に来ています。一方で、交通事故は一向に減っていません。ハイブリッド自動車や電気自動車など、自動車の動力源は大きく変わろうとしていますが、尊い命を守る安全技術については、継続した開発・対応が必要です。本講座では、自動車にはどのような安全技術が織り込まれているのか、また、これからの安全対応にはどんな技術が求められているのかについて解説します。

講座2:自然エネルギーの高度利用技術

開催日時 2012年5月26日(土) 15:20~16:50
担当教員 工学部 知能機械工学科
准教授 八房 智顯(やつふさ ともあき)
開催内容
  1. 自然エネルギー利用技術の種類と現状
  2. 自然エネルギー導入の問題点
  3. 自然エネルギー普及・拡大のための政策

東日本大震災とそれに伴う原発事故により、誰もがエネルギー問題を現実の問題として身近に感じるようになったのではないでしょうか。この出来事をきっかけにして、太陽・風力などの自然エネルギーが、これまで以上に注目されるようになってきています。本講座では、自然エネルギーの利用技術の現状と、普及・拡大のために取り組まれている政策について解説します。

講座3:制御で守れたるビークル(車両、船舶、航空機)の安全性について

開催日時 2012年6月2日(土) 13:30~15:00
担当教員 工学部 知能機械工学科
准教授 土井 正好(どい まさよし)
開催内容
  1. 乗用車の高速道自動運転の試み
  2. 船舶のオートメーション化
  3. 航空機の自動着陸

車、船舶、航空機といったビークル(交通機械)は制御によって運動の安全性を保障している事例が多く見られます。制御といえば、ロボットや洗濯機のような全自動を思い浮かべるものですが、本講座では、縁の下の力持ちとしてアシストに働く制御工学をビーグル運動に注目して解説します。

講座4:身近に見られる流れ現象とその安全技術

開催日時 2012年6月2日(土) 15:20~16:50
担当教員 工学部 機械システム工学科
教授   中西 助次(なかにし すけつぐ)
開催内容
  1. 流れのもつ力とエネルギー
  2. 流れ現象とそれに伴う諸問題
  3. 流れの制御と安全技術

川や風、私達は流れの中で暮らしています。一様で均質な流れの場では大した問題は起こりません。この均質な流れの場に物体を置いたとしましょう。流れの均質性は壊れ、劇的に流れは変化します。この流れの変化に伴う力学的諸問題を取り扱うのが流体工学です。その問題は航空機、車の走行安定性、血流などの生体内流れ、スポーツ工学と広範囲に渡ります。本講座では、流れの力学の基礎から応用まで、その安全技術に着目して解説します。

講座5:安全・安心な生活をサポートする将来の福祉ロボット

開催日時 2012年6月9日(土) 13:30~15:00
担当教員 工学部 機械システム工学科
教授 姜 兆慧(きょう ちょうけい)
開催内容
  1. 高齢化社会の背景
  2. 福祉・介護ロボットの技術と研究開発現状
  3. 福祉・介護ロボットの将来展望

日本社会は少子・高齢化が進む中で、老人介護などのニーズが増大しつつあります。また、労働力人口が減少する一方で、介護現場で人手不足の状況が益々深刻な問題となっています。こうした問題を解決するために、ロボットの導入が必要不可欠となっています。本講座では、介護ロボットを中心とする福祉ロボットの技術およびその研究開発の現状を紹介し、未来の福祉ロボットへの展望につてい解説します。

講座6:くらしに生きる機能性微粒子

開催日時 2012年6月9日(土) 15:20~16:50
担当教員 工学部 機械システム工学科
准教授   池田 雅弘(いけだ まさひろ)
開催内容
  1. 身近な機能性微粒子
  2. 機能性微粒子の創製技術
  3. 機能性微粒子の安全性

私達の身のまわりには、有効機能を持った様々な微粒子が存在します。例えば、薬剤を考えます。その成分が治療に有効であることはもちろん、薬剤粒子の大きさにも重要な意味があります。また、薬剤表面に保護膜を形成すると、元々の薬剤に新たなる機能を加えることもできます。本講座では、くらしの中にある機能性微粒子について、創製技術や安全性について解説します。

お申し込み

  • 受け付けた方には受講票を送付いたします。
  • お申し込みの際に記入された個人情報につきましては、「申し込み確認とそれに伴う連絡」「本学が実施する講座などのご案内発送」以外の目的で使用することはありません。

その他

  • 会場には駐車場がございません。
    ご来場の際には公共交通機関をご利用いただきますようお願いいたします。

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