就活の海へ漕ぎ出そう「業界研究セミナー」

2010年11月23日

10月19日(火)・26日(火)、Nexus21内の5つの会場で「業界研究セミナー」が開催されました。情報があふれる現代社会。就職活動も有用な情報を効率よく入手することが大切です。広島工業大学ではさまざまな業界の第一線で働く方々をお招きし、仕事内容や業界情報、採用状況などを伺う「業界研究セミナー」を一昨年より実施しています。今年も幅広い業界から10社の講師の方にお越しいただきました。

まずは積水ハウス(株)のセミナーへ。住宅産業のトップ企業である積水ハウス(株)の方からは、住宅産業と不動産業、建設業の違いを教えていただきました。不動産業は土地の売買がメインで建売住宅を扱うのに対し、住宅産業は基本的に注文住宅を提供します。また、クライアントとその建物の利用者が一致するかどうかが建設業と住宅産業の違いです。(学校やビルを建てる建設業と、個人住宅を建てる住宅産業)このように、業界の基本的な構造から、積水ハウス(株)の企業情報までわかりやすく丁寧に教えていただきました。

真剣な様子でお話を伺う学生

学生も服装は就活スタイル。真剣な表情でお話を伺います。

日本と諸外国との新築住宅の比較を説明される企業担当者

日本は諸外国と比べて新築住宅の建築が活発なのだそうです。

続いてマツダ(株)のセミナーへ。ここでは活発な質疑応答が行われていました。必要な資格、新人研修の内容など就職にダイレクトに関係する質問も多かったのですが、さすが工業大学、エンジン開発の苦労した点や環境対応へのビジョンなど、技術的に突っ込んだ質問が多数聞かれました。マツダ(株)の方からも「ぜひうちの開発部門で活躍してください」とのお言葉をいただくほど、自動車開発に熱い思いを持った学生が集まっていました。このセミナーに参加した加藤亮君(工学部機械システム工学科3年)は「マツダの歴史、経営目標、仕事の概要を聞くことができて良かったです。個人で企業にアプローチするのはなかなか難しいので、実際に働いている方の情報を聞くことができるのはうれしいですね」と、高揚した様子で話してくれました。

積極的に企業の方に質問する学生

積極的に企業の方に質問する姿が見られました。

加藤君

「山岳部の主将をしているので統率力には自信があります」と加藤君。

最後に日本IBM中国ソリューション(株)のセミナーにお邪魔しました。企業情報はもちろん、情報産業全体の動向を幅広く俯瞰的に教えていただきました。他の業界に比べまだまだ歴史の浅い情報産業は、その分、新しい宝が埋もれており、チャレンンジングな業界なのだという印象を学生も強く受けたようです。

情報産業は電気やガスと同じように社会の基盤です。

情報産業は電気やガスと同じように社会の基盤です。

質疑応答の様子

質疑応答の時間も訓練のようなものです。

参加した情報学部知的情報システム学科の3年生3人に話を聞きました。浜田美帆さんは「就職活動に真剣に取り組むきっかけとして参加しました。将来はやはり情報サービス産業に進みたいです」丸川菜美さんは「技術者としてまだまだ未熟なので不安は感じていますが、企業研究をして自分に向いた分野を探していきたいですね」野崎志穂さんは「新しいことを学ぶのが好きなので、この業界が自分にあっているなと再認識しました。将来、人に誇れるような大きなシステム開発に携わりたいです」とそれぞれ感想を述べていました。

浜田さん

「プログラミングの勉強の必要性を感じました」と浜田さん。

丸川さん

「SPIの勉強をこれからもっと頑張ろうと思います」と丸川さん。

野崎さん

「システム開発の授業でアプリケーションソフトを作った経験をアピールしていきたいです」と野崎さん。

参加した学生の皆さんが声をそろえて言っていたのは「このセミナーをいいきっかけにしたい」ということ。企業の方の生の声を聞くことで、自分自身が持っているもの、また現状では足りないものがしっかり見極められたのではないでしょうか。ここで受けた「刺激」をぜひこれからの就職活動に生かしていってほしいと思います。