難計測対象センシング技術開発センター

センター長/教授 玉野 和保(たまの かずほ)
工学部 電子情報工学科

センターの概要

特徴

  • 計測法が未確立な対象の、新規センシングの探索支援(計測方法のアイデア提示)
  • 既存のセンシング法や、その信号処理の簡便化法を支援(改良案の提示、指導)

展開用途・分野

  • 機械製造、食品工業、化学工業、医用工学、福祉工学などの諸分野を対象
  • センサウェア、組み込みコンピュータ利用化支援

研究概要

[研究実績=企業との共同研究の成果、ならびに実施中を含む]

果菜類生産業での省力化・高品質化

果菜類の糖度と酸度を非破壊で測定できる新規簡便計測法の開発
具体的には、ミカンの糖度を透過近赤外光の屈折の強さで、酸度を電磁誘導による誘導電流の変化で、両方をオンライン同時測定

特願2005-364272 果実の糖酸度非破壊計測法および装置

ミカンの糖度をレーザ光の散乱強さで測定できる簡便計測法の開発

特願2006-206858 果菜類の非破壊品質評価装置および非破壊品質評価方

音響の非線形応答による弾性体の特性計測

スピーカーから発する可聴周波数のパルス音波をマイクロフォンで集音し、そのカオス性の分析から非接触で対象物の弾性特性を測定
材料の経年・経時変化を広い面積で計測でき、皮膚の老化の診断にも応用可能

粘性体の練り特性計測センサと、それによる練り特性測定方法

バター、ジャム、あるいはうどん生地などの粘性食品などの練り作業において、練り具合の計測・定量化を可能にするシステム
人の指に似せた棒状の検出端を複数本設け、それらの検出端を粘性体中で練り運動させて検出した歪信号から、粘性体の平均粘度、粘度ムラ、固形物含有量などを計測する

特願20081331808 粘性体の練り特性計測センサーと、それによる練り特性測定方法

微小液滴・金属球の粒径とその個数の簡便リアルタイム計測

飛翔する数10μmオーダーの液滴や金属球を微小コンデンサと見立て、それらが高電圧に保った二ードル電極に接触するとき、その電極から流れ出る充電パルス電流の大きさから粒径を、パルス数で個数密度をリアルタイム測定できるシンプルな計測法

1985年学位論文

「目玉ウェア」システム

画像処理によるリサイクルゴミの自動選別システム

特願平11-336923 画像処理装置一物体の認識方法および認識装置並びに物体の選別装置

複数のWebカメラを分散させた多次元簡便画像計測システム
ベッド上の患者の介助支援するための移動ロボットを開発

(企業と共同開発)

クレーンの複雑な揺れ運動の簡易制御法

ゴミクレーンに生じる回転・ねじれを伴うカオス運動を、ロードセル情報だけで静止制御